ラテン音楽って”なに”?

Q:ラテン音楽って?....

A:中南米とカリブ海地域で親しまれているラテン系の民族音楽のこと
※地中海地域(イタリア・ギリシャ・スペイン・ポルトガル・フランス)の音楽を指すこともある
Q:ラテン音楽の生まれた背景は?

A:1.ラテンアメリカ土着のインディアンの音楽
2.コロンブスのアメリカ発見後移民してきたヨーロッパの音楽
3.アフリカから奴隷として連れてこられた黒人の音楽

がお互いに影響しあい、その地域や時代ごとに
それぞれの特徴をもった音楽スタイルを作りだしていきました。
Q: ラテン音楽のリズム・楽器?

A:土台となるリズムに関しては、アフリカの黒人音楽の影響
が強くでています。このリズムを作り出すために不可欠なのが、
コンガやボンゴ・クラベスといったラテンパーカッションの楽器たちです。

以下は、ポピュラーなリズム名です。
リズム名 特徴:ラテンの新しいリズム 有名な曲
サルサ ニューヨークでキューバ音楽をもとにジャズの要素を加味し音楽家達が作った。 70年代ロック・ソウルなどの要素を吸収しつつ、ラテンアメリカ各国に広まる。
日本では現在は解散したオルケスタデラルスの活躍により一気に知名度があがった。
映画”salsa”
レゲエ 60年代後半ジャマイカの首都で生まれたけだるいビート感の音楽。2.4拍目を長めにとる、上下にゆれるようなリズム。
カリスマ的歌手ボブ・マーリィの出現で広く認知され、タブ・DJスタイルと多様化しつつ、世界的人気を獲得。 レゲエの源流でR&Bの影響が強いスカもリバイバル。
 
リズム名 特徴:南米リズム 有名な曲
クンビア コロンビアのカリブ海沿岸地方で生まれた4分の2拍子。トランペットなどを加えたオーケストラ編成をとることで大衆音楽化した。 現在では中南米でもっとも広範な人気を誇るトロピカルダンス音楽である。 ラッパラ
サンバ ブラジルの音楽のなかで一番代表的なリズム。根源は古いが形式としてまとまったのは1910年代。バイーアにあったアフリカ的な歌付きダンスが、 リオの黒人街に移植され、カーニバルの音楽になった。原型は、即興歌手(兼作者)、コーラスとリズム楽器だけの演奏。 ブラジル
ボサノバ サンバとジャズの影響を受けた、洗練したリズムと現代的な和音を特徴としている。1960年頃より流行りだした。 イパネマの娘
タンゴ アルゼンチンの下層市民より起こり発展した舞曲。起源はハバネラなど。
リズム名 特徴:カリブ海リズム 有名な曲
メレンゲ ドミニカの伝統的なダンスのリズム。初期はアコーディオン・ギロ・タンボーラ(太鼓)を主体 とする素朴なものだったが、後にサックスが加わり発展する。70年代以降サルサと共にダンス音楽としての人気を獲得。 Ojala que llueva
ルンバ キューバに渡ったアフリカ直系のリズム。コール&レスポンスによる歌と何種類かの太鼓のリズムによって奏でられる。 ザビア・クガート楽団の活躍で30年代以降世界的に広まった。  
マンボ 50年代ペレスプラードが全世界に広めたキューバのリズム。キューバのソン、モントゥーノという形式の発展形でジャズによる ビッグバンドスタイルがとられた。 マンボNo.5
チャチャチャ 40年代キューバでダンス音楽からうまれたギロの刻むリズムが重要。通常ストリングスとフルートを主体とするチャランガ編成で演奏される。 セレソローザ
ボレロ 4分の2拍子によるキューバ産の歌曲。ゆったりとしたテンポによるロマンチックな歌謡で、トリオ・ロス・パンチョスなどの演奏で親しまれた。 コンロサン

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A PURO DOLOR

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